動物雑学

日本で発見された超絶意外な動物たちを超厳選5種ご紹介!

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、日本には誰しもがいないと思っている動物たちの中で、なんと日本で発見されている超意外な動物たちを5種超厳選してご紹介したいと思います。

もちろん今回ご紹介する動物たちは帰化動物ではなく、自分たちで日本国土に移動してきた動物。

けっこう・・・いや、かなり驚愕に値する動物たちばかりなので、是非ぜひビックリしていただければと思います。

驚愕!この動物が日本にいるの!?日本で発見された超意外な動物たち 5選

日本は世界でも有数の固有種が暮らしている国で、生物群の重要な生息指針であるホットスポットにも指定されております。ただ、そんな日本でも、トラやライオン、キングコブラみたいな動物たちは現在の日本には生息していないってのは常識ですよね。

今回ご紹介する動物たちは、生息とまではいかないですが、人間による人為的移入ではなく、自分たちのチカラで日本国土に到達した動物たちです。

え・・・そんなトコからはるばる来たの!?Σ(´∀`;)

っていう動物も出てきますので、ご期待いただければと思います。ではでは、早速ご紹介していきましょう。

日本で発見された超絶意外な動物たち1.キタゾウアザラシ

アザラシについては、アゴヒゲアザラシのたまちゃんなど、時折日本の河川や海岸付近で発見されてその可愛い姿がクローズアップされておりますよね。

でもそんな日本に遊びに来てくれたアザラシの中には、あのキタゾウアザラシもいたりするんです。

キタゾウアザラシはアザラシはもちろん、鰭脚類の中でも最大クラスの巨体を誇るアザラシで、最大体長約6mのミナミゾウアザラシに次いで大きなアザラシです。

生息地域は北アメリカ大陸西側のメキシコからアラスカの沿岸地域なのですが、極稀に日本にも来ることがあり、伊豆諸島や千葉県などで発見例があります。

日本で発見された超絶意外な動物たち2.ハクトウワシ

日本ではイヌワシの他、北海道や北日本ではオオワシやオジロワシなどの大型のワシも見ることができます。ただ、ハクトウワシが日本にいるっていうのは、あまり知られておりませんよね。

ハクトウワシは主にアメリカ合衆国やカナダ、アラスカなど北アメリカ大陸に生息している猛禽類で、翼開長2mを超えることもあります。その雄々しい姿でアメリカの国鳥としても有名ですよね。国章にもバッチリハクトウワシが主役として、デザインされております。

このようにハクトウワシといえば、アメリカ。

なんなら、アメリカ固有のワシと思ってしまう程。ただ、、ハクトウワシはカナダやメキシコの一部にも生息しているので、アメリカ合衆国の固有種というわけではありません。

そんなアメリカンなハクトウワシですが、稀に日本にも飛来することがあり、主に北海道で発見されております。

日本で発見された超絶意外な動物たち3.イリエワニ

イリエワニは少し前にも、日本で発見例があるということをお伝えさせていただいたので、ご存じかと思いますが、この世界最大クラスのワニも日本で発見されているんですね。

その体長はなんと、最大のもので6mを超え、中には7m以上にもなる個体もいるとされております。そして、世界には巨大すぎて、その個体名が付いたデカさのワニたちもいるんですね。生息地域は、インドやボルネオ、ベトナムからオーストラリアの北部地域。

性格は非常に勇猛なことで知られており、生息地域では時に水牛のような大型の哺乳類すら水中に引きずり込んで捕食してしまいます。そのような大きな動物を襲って食べてしまうため、人間も例外ではなく、現地では時折イリエワニとの接触事故も起きてしまっているんですね。

そしてイリエワニの最大の特徴はその名前の由来にもなっている、他のワニたちとは違い、海水にも対応しているというところ。こういった特性を生かしてイリエワニは海流に乗って長距離を移動することもあるんですね。

そのため、極稀に日本にも泳ぎ着くことがあり、沖縄県の西表島や東京都の八丈島、鹿児島県の奄美大島などで発見されております。

日本で発見された超絶意外な動物たち4.ハゲワシ

ハゲワシ、その名前は超有名ですが、日本にいるっていう認識はほとんどの方は持っておられないかと思います。

ハゲワシといえば、やはりアフリカをイメージしてしまうのではないでしょうか。

しかしながら、このハゲワシ、一口にハゲワシといっても結構その種類は多く、アフリカはもちろん、インドや東南アジア、中国など比較的に日本に近い場所にも生息していたりするんですね。

そんなわけで、時折日本でもハゲワシが発見されることがあり、発見例は日本各地と今回ご紹介した動物たちの中では、一番発見エリアが多いんです。

その翼開長はなんと3mに迫ることもあるので、このような巨大な鳥が空を舞っているとかなりインパクトがありますよね。

日本で発見された超絶意外な動物たち(?)ホッキョクグマ

ホッキョクグマはもうご紹介するまでもないくらい私たちにとってはメジャーな動物ですよね。

その名前の通り、北極圏に生息しているクマで、その体長は最大のオスで約2.5m体重は約700kgを超えることがあり、ヒグマの仲間と並び、世界でも最大種のクマとして知られております。

その巨体と鋭い嗅覚を存分に駆使し、獲物が分散しがちな北極圏でアザラシなどを捕食しており、稀にセイウチやシロイルカなどの大きな哺乳類も襲うことがります。

またクマの仲間では一番遊泳能力が高く、脚には水かきが付いているほど。もちろん潜水も可能で、時には1日で60km以上もの距離を泳ぐことがあるんですね。

そのようなことで、過去に日本でも北海道で発見例があるんですね。ただ、見出しに(?)をつけた通り、こちらについては少し疑問が残っておりましてですね。

というのも、北海道にはヒグマが生息しており、北海道に生息するエゾヒグマはその平均的体格ではホッキョクグマよりは小さいものの、それでもそれに迫る巨体をしております。

もちろん、通常であれば、ヒグマは褐色、ホッキョクグマは白(厳密には黒に透明)なので、見間違うはずはないのですが、ヒグマには白変種という白化個体もいましてですね。また、国後島には白いヒグマ、あるいは白と褐色が混じった毛色をした非常に珍しいヒグマも発見されているんです。

ですので、ホッキョクグマの日本での発見例はこういったヒグマの白変種か、アルビノか、もしくは国後島で確認されている白いヒグマだった可能性があり、これについてはまだ確信はないというところでしょうか。

~白変種とアルビニズム(アルビノ)の違いを具体例を交えてわかりやすく綴った記事はこちら~

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最後に

いかがだったでしょう。今回は日本で発見された超意外な動物たちを厳選に厳選を重ね5種ご紹介させていただきました。どの動物たちも、結構意外だったのではないでしょうか。まぁ、ホッキョクグマはその真偽は定かになってないにしろ、やっぱハゲワシが日本の上空を飛んでいる姿なんか、誰も想像しませんもんね。

ほかにもペリカンやキョクアジサシといった鳥類たちも稀に日本に迷鳥としてたどり着いているのが確認されております。

日本は島国ですので、海外生息の陸生動物が日本に自力で到達するというのはなかなか難しいですが、鳥類などの翼を持った動物、もしくは海を渡る術を獲得している動物は、もしかしたら人知れず、コッソリと日本に遊びに来てくれているのかもしれませんね。

ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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