動物雑学

油断大敵!日本にもいる!世界最強クラスの猛獣たち3選

こんにちは。えたばりゅです。

今回は、日本でもその姿が確認されている、世界に暮らす超絶危険とされる動物たちを厳選、超厳選して3種ご紹介したいと思います。

かなり意外な動物も出てきますので、是非ゼヒ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

え!?ワニも!?日本で見つかった世界最強クラスの猛獣たち3種

日本は国土面積もそんなに広くなく、大陸とは隔絶された島国なので、ライオンやジャガーなどといった、大きな猛獣たちは暮らしておりませんよね。(最後に少し触れてますが、トラは太古の日本でも生息していたことが分かっております。)

でも、全然いないっていうわけでもなく、北海道のヒグマや本州に生息しているツキノワグマなど、場合によっては襲われてしまうと致命傷を負ってしまうような、強力な猛獣たちも日本で暮らしているのは広く知られております。

後は日本に生息している危険とされる動物たちの有名どころといえば、

  • マムシや南西諸島に生息しているハブ
  • オオスズメバチを筆頭とするハチたち

などといったところでしょうか。

でもね。これらの動物だけではないんです。この動物たちの他にもいるんですよ。しかも世界でも名だたる最強クラスの猛獣たちが。

ではでは、今までで日本でも発見例のある、世界でも恐れおののかれているような、最強クラスの猛獣たちをご紹介していきましょう。

日本で発見された世界最強クラスの動物たち1.ホホジロザメ

まず最初は言わずと知れた、あの海の魔王ホホジロザメ。時に体長6m、体重2t近くに成長し、危険とされるサメの仲間では最大クラスの巨体を誇ります。

この巨体で他の魚類はもちろん、アザラシやオットセイなどの鰭脚類なども捕食します。

ホホジロザメは変温動物でありながら、自身の体温を海水よりも高く保てるようなシステムを有しているので、亜熱帯の暖かい海はもちろん、寒い海域での生息もある程度可能で、アラスカの海でも発見例があるんです。

このようなことから、その数こそ多くないものの、日本近海でも生息しており、場合によっては瀬戸内海などの内海にも入ってきたりするんですね。

また、近年の温暖化の影響により、オオメジロザメやイタチザメといった、本来なら日本でも南西諸島のような暖かい海に生息しているサメも北部海域で見つかっております。これらのサメはホホジロザメと並ぶ、場合によってはそれ以上に気性が激しいとされるサメなんですね。

日本で発見された世界最強クラスの動物たち2.ピラニア

海水での危険代表選手がサメなら、ピラニアは淡水域代表といっても過言ではないですよね。本来は南米のアマゾン川など、南アメリカの熱帯地域に生息しています。

あの閉じるとまったく隙間が無くなる鋭い歯で肉を食い破り、他の生物を一瞬で骨にしてしまうところが度々メディアなどでもクローズアップされております。

実際にはピラニアはかなり臆病な性格で、人が河川に入ると無条件に猛然と襲い掛かってくるということはほとんどなく、あれは映画などで誇張されている節もあるのです(実際に現地の人たちはピラニアがいる河川で平然と泳いだりしてます。)が、ピラニアは血液や動物が暴れているような水音に敏感に反応しますので、体に傷があったりするとかなり危険なんですね。

ただ、ピラニアはサメとは違い、淡水域の魚類なので、サメのように海を泳いで日本で自然に分布しているというわけではありません。

では、どのようにして日本の河川に入り込んだかというと、観賞魚として飼育されていたものが日本の河川に放流された(といえば聞こえが良いですが、無責任な飼い主や業者などが捨てた)ものなんです。

実際に発見された河川は多摩川や広島県を流れる芦田川など。

ピラニアは先ほどお伝えした通り、熱帯地域に生息している魚類なので、日本の河川での越冬はできず、死んでしまうことが多いのですが、ただ、近年は温暖傾向にあり日本の気候も上昇してきております。また、暖かい地域や水温が暖かいところでは越冬していることも分かっており、今後このような無責任な行いが増えてしまうと、日本の河川にもピラニアが普通にいる、なんてことになってしまう可能性もあります。

現に先ほどご紹介した多摩川では、他の地域でも帰化種として生息しているブルーギルやブラックバスをはじめ、アリゲーターガーやピラニアと同じく熱帯地域に住んでいるアロワナといった多くの外国産魚類が見つかっており、アマゾン川にちなんで、タマゾン川なんていう笑えない呼ばれ方をされたりしております。

また2017年に兵庫県の揖保川でも、アリゲーターガーが発見されています。アリゲーターガーはミシシッピ川などに生息するガー科の魚で最大約3mにまで成長する巨大魚。ただ、風貌はもの凄い感じで恐怖そのものですが、性格は比較的おとなしく、捕食目的で人を襲うことはありません。

日本で発見された世界最強クラスの動物たち3.イリエワニ

オオトリはやっぱイリエワニで決定ですかね。

ワニっていうだけで、もう恐ろしげな雰囲気がムンムンですが、イリエワニはそのワニの中でも、ナイルワニと並んで、最大級の巨体と獰猛性を兼ね備えた最強クラスのワニなんです。

その体長は最大で6mを超え、体重は1tを上回ります。その咬む力は凄まじいの一言で、計測が困難なクジラ類などの海洋生物を除くと、現生動物の中では、地球上で一番強力な咬合力を持っています。東南アジアからオーストラリア北部までが主な生息地域で、この巨体を生かして、時には水牛などの巨大な獲物でさえ、水中に引きずり込んで捕食します。

中には巨大すぎて名前が付いている個体もいるんですね。

名前が付いた巨大すぎるワニたち

ワニというと、川や沼、湖といった淡水域に住んでいるイメージが強いですが、イリエワニは「入江鰐」、英名を「Salt-water Crocodile(Salty:ソルティとも呼ばれたりします。)」というだけあり、淡水域はもとより、汽水域でも生息することができるワニで、場合によっては海流に乗って、海を泳いで大陸間を移動したりもするんですね。

ですので、こういった移動途中、もしくは海流に乗ってきたと思われる個体が日本の八丈島や南西諸島、そして日本海でも発見されているんです。

もちろん、これらの地域にガッツリとイリエワニが生息しているっていうわけではなく、現在のところは迷い鳥ならぬ、迷いワニといったところで、発見例も日本国土の今のところ南方地域に限られているので、そのあたりはご安心いただければと思います。

ただ、これからの気候変動によってはイリエワニが本州で発見されるなんてことも出てくるかもですね。

危険生物超ダークフォースなキロネックス(オーストラリアウンバチクラゲ)

そして、もう一種、忘れてはいけない動物がいるんです。ホホジロザメやピラニア、ナイルワニのように、人間が食べられてしまうような危険はないのですが、ある意味今回ご紹介した3種の動物たちの危険度をはるかに凌駕するといってもいい動物。

それはキロネックスというクラゲ。

ナイルワニのように海水、淡水どちらでも生息可能で、触手の長さは5m近くにもなります。そして、たかがクラゲと侮るなかれ。このクラゲの何が恐ろしいかというと、クラゲと聞いてもう御察しがついているかと思いますが、その毒。

キロネックスの毒はかなり強い毒で刺されると早ければ、人間でもものの1分で絶命してしまう程の威力。

ですので、解毒剤はあるものの、投与に間に合わず亡くなってしまう方も多く、生息地域であるオーストラリアでは、ホホジロザメやイリエワニとの接触事故をはるかに上まってるんですね。

オマケにほぼほぼ透明なんで、非常に見えにくいんです。っていうか、見えない。

今回キロネックスをご紹介しなかったのは、日本での具体的な海域での発見の事例が見つからなかったからなのですが、温暖化の影響で、ヒョウモンダコなどオーストラリアなど南方生息の海洋生物が各地で発見されているので、キロネックスによる事故が日本国内で起きてしまう可能性は十分にあります。

ですので、厳選3種には入りませんでしたが、一番警戒が必要な動物かもしれません。

キロネックスに関してはこちらの記事で詳しくご紹介しております故、良ければこちらの記事も併せてお読みいただければ幸いです。

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最後に

いかがだったでしょう。今回は、日本で発見例のある世界最強クラスの動物たちを厳選に超絶厳選を重ねて3種ご紹介させていただきました。

ホホジロザメは時折事故に遭ってしまった方のニュースが報じられたりしますし、ピラニアはこういったご時世なので、もしかしたらご存じだったかもですが、イリエワニはけっこう意外だったのではないでしょうか。

この他にも、毒性こそ強くはないですが、日本にはサソリも生息してたりするんですね。

日本のサソリについてはこちらの記事でご紹介しております故、良ければこちらの記事も併せてお読みいただけると幸いです。

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また、今回は現代という枠組みに的を絞って、発見例のある動物たちをご紹介しましたが、太古の日本にはオオカミはもちろん、トラも生息していたんです。

もちろん今の日本でトラと山の中でバッタリ出会った。なんてことが起きれば、とんでもない大騒ぎになりますが、過去の日本にはそんなトラも普通に生息していたって思うと、ロマンですよね。

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ではでは、今回はこの辺りで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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