こんにちは。えたばりゅです。
今回は日本にも生息していた超有名どころな恐竜や古代生物をご紹介したいと思います。世界各国では様々な恐竜や古代生物の化石が発見されており、その中には現代でも人々を魅了するスター的存在である種もたくさんいたりしますよね。
そんな世界的なスター恐竜たち、実は日本でもその仲間の化石が発見されているんです。こちらの記事を読み終えるころには、太古の超ロマンにどっぷり浸れること請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
太古の超ロマン!日本にも生息していたスター恐竜・古代生物の仲間たち
地球が誕生したのは約45億年前という途方もない昔。その後様々な奇跡的要因が起き、最初の生命が誕生したのが、今から約40億年前と考えられております。そして現代、この途方もない時間軸の中でもなお、現在のところ生命が活動している星は地球以外発見されておりませんので、これがどれほどの確率か、そう考えただけでもロマンですよね。そしてそんな地球には生命誕生から現在に至るまで様々な生き物たちが誕生し、そしてその役割を終え絶滅してきました。
それを考えると、私たち人間はまだまだ駆け出しどころか、生まれて間もない豆粒のような存在ですが、そんな豆粒の羨望を一手に集めるようなスター古代生物たちが過去には生息していました。そんなスター古代生物、実は日本でもその仲間の化石が出土しており、現在の日本の地でも過去にはそういった古代生物が闊歩していたことが分かっているんです。
ではでは、そんな日本で発見されたスター恐竜、古代生物たちをご紹介していきましょう。
日本で発見されたスター恐竜・古代生物の仲間たち1.ティタノサウルス形類
ではまず、この恐竜からご紹介しましょう。ティタノサウルス形類は竜脚類を形成する雷竜の仲間の系統で、最大推定全長が約40mにも達したとされる超巨大恐竜の仲間なんです。この系統の恐竜で有名なところではブラキオサウルスやアルゼンチノサウルス、サウロポセイドンなどでしょうか。中でもブラキオサウルスは超有名ですよね。
そんな巨大な恐竜が実は日本でも発見されているんです。
日本で発見されているティタノサウルス形類は
- フクイティタン
- タンバティタヌス(丹波竜)
の2種類。どちらも発見された化石の一部が少ないため、詳しい全長などはわかっておりませんが、タンバティタヌスは推定体長十数メートルと考えられており、しっぽを含めた全長は20m以上にもなった可能性もあります。
~史上最大の可能性!アルゼンチノサウルスの詳しい記事はこちら~
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日本で発見されたスター恐竜・古代生物の仲間たち2.メガラプトル
メガラプトルの仲間は最大全長約9mにも達したと考えられている、大型の肉食恐竜の仲間で、現在まだ発見された化石が少なく、今後の発見に期待がかかる恐竜でもあります。「ラプトル」という名前でイメージされる通り、この恐竜にも巨大な鉤爪がついていたことが分かっているんですが、某超人気恐竜映画に出演していたヴェロキラプトル類のように後肢についていたのではなく、現在ではその巨大な鉤爪は前肢に備わっていたと考えられているんですね。
そんなメガラプトルの仲間で日本で発見されたのはフクイラプトルという恐竜。
最大種アエロステオンと比較すると、少し小柄でその全長は約5mほどと考えられておりますが、日本で最初に全身骨格が発見された獣脚類として非常に貴重な存在でもあるんです。
~メガラプトルについての詳しい記事はこちら~
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日本で発見されたスター恐竜・古代生物の仲間たち3.メガロドン
メガロドンはもう、そのネームバリューはティラノサウルスやサーベルタイガーと並ぶほどの超絶大な認知度を誇る古代生物なので、ご説明の必要はないかと思いますが一応、簡単にご紹介しておくと、史上最大・最強のサメとも謳われる捕食性のサメの一種で、最大全長は約18mに上ったと考えられております。
この巨大な体とその学名の名前の元ともなっている巨大な歯を駆使し、クジラなどの大型海生哺乳類を捕食していたことが分かっております。
今回ご紹介している古代生物の中では一番最近まで生存していた種でもあり、今から約2300万年前から360万年前の暖かい海域の海に生息していたとされており、一説では約200万年前まで存続していたとも考えられているんですね。
そんなメガロドンは実は日本近海にも生息していたことが分かっており日本各地でその巨大な歯の化石が見つかっているんです。ちなみにこの巨大な歯は天狗の爪と考えられておりました。
日本で発見されたスター恐竜・古代生物の仲間たち4.モササウルス類
最後にご紹介するのは、その知名度・最強具合も相まって海のティラノサウルスとも形容される白亜紀の海の支配者、モササウルス。最大種でもあるモササウルス・ホフマニは当時の海の食物連鎖の頂点に君臨していたと考えられており、その全長は約13mに上ったとされているんです。そしてその種の繁栄っぷりもなかなかのもので、世界中で様々なモササウルスの仲間の化石が出土しているんですね。
そしてそんなモササウルスの仲間とされる化石は日本各地でも発見されており、現在のところ
- タニファサウルス・ミカサエンシス(エゾミカサリュウ)
- コウリソドン
- フォスフォロサウルス・ポンペテレガンス
- メガプテリギウス・ワカヤマエンシス(ワカヤマソウリュウ)
などといったモササウルスの仲間が発見されております。今後の研究や発見では新たなモササウルスの仲間の発見や、研究成果も十二分に期待されるというところですね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は日本でも発見されているスター恐竜や古代生物たちをご紹介させていただきました。この他にもティラノサウルスの仲間と思しき肉食恐竜の化石の一部も最近日本で発見されており、このあたりも今後の研究に更なる期待がかかるというところですよね。ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。