こんにちは。えたばりゅです。
今回は、名前を聞いただけで獲物が戦慄する、超直接的な名前が付いた捕食動物たちをご紹介いたします。獲物たちが震え上がってしまう、超直接的な和名。どんな動物たちが登場するのか。。。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
戦慄!獲物が震え上がる名前が付いた動物たち

現在地球上で暮らす多くの動物たちには、世界共通の呼び名である学名とは他に、各々の国で親しまれているその種類を指す名前がついておりますよね。日本の和名もその一つであります。そして和名にはなかなかクスっとしてしまうような名前がついていたり、それはかわいそうでしょ。っていうような、超シュールな名前がついていたりします。しかしながら、中にはその獲物となる動物たちが聞いただけで、恐怖に戦慄するような名前が付けられた動物たちもいたりするんですね。
ではでは、早速そんな獲物たちが震え上がるような超直接的な名前が付いた動物たちをご紹介していきましょう。
獲物が戦慄必至な名前の動物たち1.ヘビクイワシ(蛇喰鷲)

ではまずヘビクイワシという猛禽類のご紹介から参りましょう。
ヘビクイワシはアフリカ大陸に生息する鳥類で、その名前とは裏腹に、と申しますか、他のワシの仲間たちは勇猛、猛々しいという言葉がしっくりくるような精悍なフォルムをしている中、ヘビクイワシのそれは、その中にも優美さを兼ね備えた美しい姿をしており、「アフリカの美女」なんていう形容もされていたりします。
ただ、その和名は伊達ではなく、長い足から繰り出す強烈なキックを浴びせ、時にはアフリカ最強の毒を持つとされるパフアダーでさえ、獲物としてしまうんです。
~ヘビクイワシの詳しい記事はこちら~
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獲物が戦慄必至な名前の動物たち2.サルクイワシ(猿喰鷲)

では次にサルクイワシのご紹介に参りましょう。
サルクイワシは、フィリピンワシというワシの仲間の別名で、その名前の通り、フィリピンの固有のワシとして、フィリピンの国鳥にも指定されている鳥類なんですね。翼の面積は他のワシたちの中でも最大の翼を持つ大型の猛禽類で、その全長は時に1mを超えることもあり、翼開長は約1.8mに達することがあります。
フィリピンの空の頂点捕食者のため、元々少ない個体数に加え、現在は急速に数が減ってしまい、絶滅が非常に心配されているワシの一つでもありますが、その威風堂々とした風貌の通り、名前にもなっている猿の仲間の他、ヘビやトカゲ、コウモリ、他の鳥類など様々な動物を捕食しています。
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獲物が戦慄必至な名前の動物たち3.カニクイザル(蟹喰猿)

上記のフィリピンワシの獲物側となっている猿の仲間も負けてはおりません。次にご紹介するのはカニクイザルという猿の仲間。
カニクイザルは東南アジアに生息している、ニホンザルよりも若干小型のサルの仲間でニホンザルと同じマカク属に属するニホンザルとは親戚のような間柄のサルの仲間なんですね。
カニクイザルというと、カニを専食しているイメージがしてしまいますが、そうではなくて、カニの他、トカゲやカエル、魚類といった小動物の他、木の実や木の葉も食べる霊長類らしい食性をしております。むしろ、カニはカニクイザルの食性のほんの一部という感じw
このあたりは、こういう名前が付いた動物たちあるあるといいますか、その動物を専食しているわけではないんですね。
獲物が戦慄必至な名前の動物たち4.ドクグモオオカリバチ(毒蜘蛛大狩蜂)

これまでは、その名前がついているものの、その獲物ばかりを狙うわけではない動物たちをご紹介しましたが、今回ご紹介するのは、その名前の通り、クモたちは戦慄必至の、クモを専門に狩るハチの仲間のご紹介でございます。
ドクグモオオカリバチはオオベッコウバチという、北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸にかけて生息している大型のハチの別名で、クモを専門に狩るハチとしても知られております。その獲物の標的はタランチュラの一種であり、世界最大クラスのクモであるゴライアスバードイーターもその獲物のラインナップとして含まれているんですね。
ただ、狩った当の本人と申しますか、成虫はクモを食べず、他のハチの仲間の成虫と同じく、花の蜜などを栄養源としているんです。
~ドクグモオオカリバチの詳しい生態はこちらの記事~
最後に
いかがだったでしょう。今回は、獲物が戦慄し、震え上がるような直接的な和名を持っている動物たちをご紹介させていただきました。今回は和名に絞ってご紹介しましたが、英名なども含めると、先ほどチラッと登場した、クモなのにそのデカさから鳥をも食べるような名前がついたゴライアスバードイーターや海の生き物全般に矢印が向いたような名前であるシャチ(キラーホエール)もおりまして、このあたりを見ても、獲物が戦慄するのは日本だけではないようですね。
また、このほかにもこういった名前が付いた動物たちがおりましたら、アップさせていただきます。ではでは、今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
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