こんにちは。えたばりゅです。
今回は母なる大地、アフリカ大陸に生息しているシブくいて、カッコよく、それでいて美麗な猛禽類たちをご紹介したいと思います。こちらの記事をお読みいただくことによって、今すぐにでもアフリカに飛び立ちたくなること請け合いですので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
・・・個人的主幹はもちろん入ってしまっております故、このあたりは何卒ご了承いただければ幸いです。
アフリカ大陸に生息する、カッコ良すぎて美麗すぎてシブすぎる猛禽類たち
食物連鎖という残酷ながらも、非常に効率的かつ有効なシステムをもって、古来より地球環境は維持されてきました。もちろん自然環境ではこのシステムは現在でも生かされていて、食物連鎖にはそのピラミッドをの頂点に位置する生き物たちが数多く暮らしており、その生き物たちがその地域を制しているといっても過言ではありません。
そんなピラミッドの頂点に位置する生き物たち
などがその位置に君臨する動物として有名ではないでしょうか。そして、空にもこの位置に君臨している動物たちはいて、その代表例がワシタカをはじめとする猛禽類と言えます。そんな猛禽類、有名どころはやはりオオワシやハクトウワシ、そして南米に生息する世界最大級のワシ、オウギワシなど、アメリカ大陸に生息しているワシたちが有名どころですよね。これらをはじめとする猛禽類たちはそのシブすぎて、カッコ良すぎて、美麗すぎるそのフォルムから、非常に人気は高く、空を支配するその力強い印象から、各国の国鳥や国旗などその国の象徴として描かれることも多くあります。
一方アフリカ大陸には、ライオンやヒョウ、チーター、リカオン、ブチハイエナ、ナイルワニなどといった有名かつ、屈強な頂点捕食動物たちは多く浮かび上がるものの、あまり猛禽類というイメージはないように思います。
でもでも、実はアフリカ大陸にもいるんです。カッコよく、美麗で、そしてシブすぎる隠れた超猛者的猛禽類たちが。
ではでは、早速そんな母なる大地アフリカの空を舞う、猛禽類たちをご紹介していきましょう。
アフリカに生息するワシ1.ヘビクイワシ
ヘビクイワシはヘビクイワシ科ヘビクイワシ属に属する猛禽類で、屈強というよりはどちらかというと、美麗という言葉のほうがしっくりくるような猛禽類といえ、ツルの仲間を思わせるような非常に長い脚が特徴的なワシの一種でございます。
頭部を中心に美しく彩られたその色彩と、頭頂部のどことなく品格を思わせ、英名「Secretary bird」の由来ともなっている飾り羽。こういったフォルムから、ちょっと線が細いイメージを持たれることも多いかと思いますが、その和名の通り性格は猛禽類のそれに違わず、勇猛で、この長い脚を存分に生かし、時にはアフリカ最恐ともいわれる猛毒ヘビ、パフアダーをもその獲物にしてしまうほどなんです。
~ヘビクイワシの美麗ながらも勇猛すぎる生態の詳細はこちら~
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アフリカに生息するワシ2.サンショクウミワシ
サンショクウミワシは、タカ科ウミワシ亜科オジロワシ(ウミワシ)属に属する猛禽類で、オオワシやオジロワシ、ハクトウワシと近縁を成す種でもあるんです。こういった北米の近縁種と同じく、翼を広げた翼開長は最大で約2.4mと、ワシとしても大型に数えられる種で、アフリカに生息するワシの中でも最大種の部類に数えられます。英名の「Afrikan fish eagle」のとおり、魚類を主に捕食しているものの、トカゲやヘビなどの爬虫類、ウサギやネズミなどの小型哺乳類、他の鳥類など捕食対象は多岐にわたり、魚がいない場所ではフラミンゴなど比較的大きな鳥類も襲って食べてしまうんですね。なので、「flamingo eagle」といった異名も持っており、このあたりは先ほどご紹介したヘビクイワシの和名のニュアンスに通づるところがありますよね。
アフリカに生息するワシ3.エボシクマタカ
エボシクマタカはタカ科イヌワシ(ワシ)亜科ロファエタス属に属する猛禽類で、翼開長は約1.3mほどとワシの仲間としては中小型に分類される種と言えます。日本に住むクマタカよりも小型で、クマタカという名前ではありますが、クマタカとは近縁ながらも別系統に分類されている猛禽類でもありますね。
エボシクマタカを今回ご紹介したのは、やはり頭頂部のヘビクイワシを思わせる飾り羽が理由の一つで、この飾り羽、なんと言いますか、個人的に非常に高バランスなフォルムっていう感じがするんです。
体格がそんなに大きくないこともあり、捕食対象としている動物は小型種が多く、ネズミなどのげっ歯類がその大半を占め、このほかに他の鳥類や爬虫類、魚類や昆虫類など様々な種を捕食しております。また、果物も食べているという記録も残っているようですね。
アフリカに生息するワシ4.ゴマバラワシ
トリを飾るのはこちら、ゴマバラワシに白羽の矢を立てたいと思います。
ゴマバラワシはタカ科イヌワシ(ワシ)亜科ポレマエタス属に属する猛禽類でサンショクウミワシと並び、アフリカ大陸最大のワシとして知られております。「Martial eagle」の英名の通り、非常に勇猛な性格をしており、ゴマバラワシという和名の由来ともなっている腹部の黒い斑点模様も相まって、「leopard-of-the-air(空のヒョウ)」と評されるほど。
こういった英名や別名は決して伊達ではなくて、捕食対象はウサギ類が多いものの、このほかにもガゼルなどのレイヨウ類といった草食動物はもちろんのこと、ジャッカルやカラカル、ナイルオオトカゲや若い個体ではあるものの、ナイルワニなどといった自身にとってもリスキーな肉食動物を襲うことでも知られており、機会があれば成獣の隙をついて、ライオンやヒョウなどの幼獣を襲ったりするんですね。
なんていいますか「Martial eagle(戦いのワシ、武のワシ)」っていう名前がしっくりきすぎている感じがしてしまうのは私だけではないはず。
そして、その体格も見事の一言に尽き、翼開長は約2.1m、最大で約2.4mにも上り、体重は時に4kgを超えることもあるんですね。またその視力も非常に優れていて高高度を旋回しながら獲物を探し、時には6kg離れた場所からも獲物を発見できることが知られております。
最後に
いかがだったでしょう。今回はアフリカ大陸に生息するシブく、カッコよく、そして美麗な猛禽類たちをご紹介させていただきました。また新たな種も発見次第随時アップさせていただきますね。ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。