こんにちは。えたばりゅです。
今回は、猛禽類というカテゴリ分けについてどのような鳥類が含まれるのか、バッチリわかりやすく解説してみたいと思います。こちらの記事をお読みいただくことによって、猛禽類に含まれる鳥たちがどのような鳥類なのか、バッチリわかるようになりますので、是非ぜひ今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
意外な鳥類も!猛禽類とはどんな鳥?をバッチリわかりやすく解説
猛禽類。もう言葉の感じからして勇猛そうな感じがプンプンしてきますよね。
猛禽類とは言葉のニュアンスはご想像の通りと申しますか、「猛き禽の類」という感じで、猛々しい性格を持つ鳥類という意味合いを持っており、その名前の通り獲物を捕食する・もしくは死んだ動物の肉を食べるといった肉食性の鳥類を指しております。猛獣と同じような意味合いを持ちますが、猛獣に関してはライオンやトラなど真正の肉食動物の他、クマやオオカミなどの肉食傾向のある雑食動物、そしてゾウやバッファローをはじめとする力強く勇猛な性格の一部の草食動物を含むことがありますので、このあたりは少し意味合いが違うといえそうですね。
故に猛禽類にカテゴリ分けされる鳥とは鋭いくちばしに加え、鉤爪を持つものがほとんどで、猛獣と同じく強さ・速さの象徴として認識され、国鳥や国の象徴たる国章や国旗にその姿があるほか、バイクや戦闘機などに猛禽類たちの名前が適用されることも多いですね。
ちなみに猛禽の「禽」とは「きん」の他、訓読みすると「とり」と読むことができ、私たちがよく知る「鳥」と同じ意味合いを持っています。鶏は家禽なんて呼ばれ方をしていますので、これについてはご存じかもしれませんね。
ではそんな猛禽類に含まれる鳥類の具体例をご紹介していきましょう。
猛禽類に含まれる鳥類の具体例
肉食性で鋭い嘴や鉤爪を持つ鳥類というと、やはりワシやタカの仲間がやはりその代表格と言えますが、そんなワシやタカの仲間であるタカ目を筆頭に、ハヤブサ目、フクロウ目、一部のスズメ目が猛禽類として認識されております。
・・・
え・・・スズメ?
そういえば上の画像で一種類だけなんか可愛いのいたな。。。
って思われましたよね。ちょっと意外かもしれませんが、このあたりはこの後ご紹介する各分類の具体例をご覧になれば納得していただけるのではないかと思います。
では猛禽類と呼ばれる鳥たちの具体例を一部ご紹介すると、
- タカ目タカ亜目:イヌワシ・オウギワシ・クマタカ・オオタカ・ミサゴ・ヘビクイワシ・ハゲワシなど
- タカ目コンドル亜目:クロコンドル・ヒメコンドルなどのコンドル系
- ハヤブサ目:ハヤブサ・オオハヤブサなどのハヤブサ系
- フクロウ目:フクロウやシマフクロウ、ワシミミズクなどフクロウ・ミミズク系
- スズメ目:モズ・オオモズなどのモズ系
という感じで、上記カテゴリに当てはまる様々な鳥類が猛禽類としてカテゴリ分けされております。スズメ目には実はモズの仲間も含まれていて、モズは他の猛禽類とは違い、鋭い鉤爪や嘴は持たないものの、スズメ目では珍しく肉食の鳥類で、その習性の早贄(はやにえ)などからモズも猛禽類として分類されているんですね。
ちなみにハヤブサもワシやタカと同じく猛禽類の代表的存在ですが、ハヤブサはどちらかというとスズメなどに近い系統を持っているんです。このあたりもちょっと意外でしょ。そしてちなみにちなみに上の画像の可愛いヤツはモズでございます。
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そして死肉を食べ、食物連鎖の役割はもちろんのこと、環境を健全に守ってくれている地球の衛生管理担当とも言ってもいいコンドルやハゲワシ類に代わる役割は日本ではカラスなどがそのポストについていてくれていたりするんですが、カラスは他にもクルミや果実などの植物系の食べ物も摂取するので、猛禽類には分類されていないんです。
最後に
いかがだったでしょう。今回は猛禽類とはどんな鳥なのか、どのような鳥たちがそう呼ばれているのかをバッチリわかりやすく解説してみました。もしかしたらこれからの研究の成果で新たな鳥類が猛禽類として分類される日も来るかもしれませんね。ではでは、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。