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IUCNが定める保全状況のカテゴリについて

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こんにちは(^^)えたばりゅです。
いつも憧れのカリスマたちなどのカテゴリはじめ、当ブログで度々登場するIUCN(国際自然保護連合)が定める保全状況(レッドリスト)について、詳しくご紹介したことがなかったので、今回はこのレッドリストの区分についてご紹介しようと思います。ではでは今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。

IUCNが定める保全状況のカテゴリ

ではまず、IUCN(国際自然保護連合)という機関についてさらっとご説明させていただきたいと思います。

IUCN(国際自然保護連合)

IUCN(国際自然保護連合)はスイスに拠点を置く1948年に創設された国際的な自然保護団体になり、様々な政府機関や国家、そしてNGOが会員となっております。

IUCN(国際自然保護連合)の主な役割として、世界中に広がる専門家などのネットワークを利用して、生物多様性の重要性を発信し、 自然保護地域カテゴリーの設定やレッドリスト、レッドブックの作成を行い、国家、研究者、NGOなどと連携をとりながら生物多様性の保護に取り組んでおります。

※自然保護地域カテゴリーとは各国の政府や法人、そして個人が保護している地域に対してIUCN(国際自然保護連合)がその地域のカテゴリ化したもの。主な例として、国立公園や天然記念物、厳正保護地域などがあります。

それではレッドリストの区分についてご紹介して行きましょう。

保全状況(レッドリスト)区分

低リスク

低危険種(軽度懸念) LC

これはIUCNがその基準に基づき評価を行ったうえで絶滅の恐れもなく、近い将来に絶滅する恐れも低い種のことを指します。いわば、この評価であれば今のところ絶滅する心配がないということになります。

私たちヒトもこの区分に分類されております。こう記すとこのカテゴリの状況がどの程度かというのがよく分かりますよね。他に具体的な種としてはスズメやハツカネズミなどがこの区分に分類されております。

準絶滅危惧 NT

こちらの分類では、現在のところすぐに絶滅する可能性は低いものの、将来の状況によっては絶滅する可能性がある種を指しています。具体的な種では、ナミゲンゴロウやテン、フナ、ヤマトシジミなどが準絶滅危惧 NTとして分類されております。

絶滅危惧

危急種 VU

こちらの分類では、IUCNの評価の結果、絶滅するリスクが高まっている種が分類されております。少しあいまいな表現かと思いますが、その危険度は高く環境の少しの変化などにより絶滅種に移行する可能性もあります。その判断基準として、IUCNが定める以下の基準で1項目でも該当すれば、危急種と分類されます。

  • 生息域、分布域が250k㎡以下、もしくは10000k㎡以下(種の分布や生息の特長によって異なる)
  • 個体数が1000以下
  • 減少した個体が10000以下、10年、もしくは3世代で10%個体が減少している。
  • 10年、もしくは3世代で個体数減少率が30%以上
  • 100年後に絶滅している可能性が10%

種の保全状況が危急種 VUになる主な要因は生息地域の破壊や消失になります。具体的な種としては、ライオン、コアラ、インドサイ、ホッキョクグマ、カバ、ホホジロザメジャイアントパンダタガメなど、約10000万種の動植物が危急種として分類されております。

絶滅寸前(近絶滅種) CR

こちらの分類では、IUCNの評価の結果、個体数が極めて減少している種を差します。判断基準としては

3世代以内に個体数が80%以上減少した種、もしくはその確率が高い種

となります。具体的な種としてはクロサイ、キタシロサイラティメリア・カルムナエ(アフリカ海域生息のシーラカンス)シマフクロウイトウ など約10000万種の動植物が絶滅寸前として分類されております。

また、この絶滅寸前まではいかないものの、かなり危険度が高い種として、絶滅危惧 EN という分類もあります。こちらの具体的な種は、ニホンイヌワシトラシロナガスクジラなどになります。

絶滅

野生絶滅 EW

こちらの分類では、IUCNの評価の結果、その種の生息が飼育下でしか確認がされない場合、もしくは本来の生息地域とは異なる地域でしか生息が確認されない種になります。

具体的な種として、ピンソンゾウガメ、ハワイガラス、ヒトコブラクダ、クロスッポン、トキなど

絶滅 EX

こちらの分類では、IUCNの評価の結果、飼育個体・野生個体すべてにおいてその種が死に絶えた種を指します。絶滅においては過去の自然淘汰の絶滅のほか、近年においては人由来の人為的絶滅が非常に多く、過去類がない勢いで多くの種が絶滅に追い込まれております。

具体的な種としては、フクロオオカミ、ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、ステラーカイギュウ、リョコウバト、ドードー、ジャイアントモア、など。こちらの具体例は人由来における人為的絶滅種になります。

最後に

いかがだったでしょう。今回はIUCN(国際自然保護連合)が定める保全状況(レッドリスト)の区分についてご紹介させていただきました。意外だったのは軽度懸念種ではなかったかと思います。レッドリスト入りと聞くと絶滅が危惧される種と思いがちですが、軽度懸念は今のところ絶滅する危険がない区分というのは以外ではなかったかなと思います。

ちなみに日本の環境省でもレッドブックという、日本の動植物におけるレッドリストが公開されておりますが、こちらのほうはどうも、先のオオタカのリストダウンなど裏の何かが見え隠れしてすっきりと信用できない感が私えたばりゅ個人的な感覚としてはあるんですよね・・・。

やはりこういった区分はしっかりと公平性を持って行ってほしいものだと思います。では、今回はこのあたりで。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうござます(^^♪

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